WindowsにGMT(Generic Mapping Tool)をインストールする。
バージョン4.2.1(2010年1月頃?)でのインストール方法。
FTPでサイトftp://ftp.scc.u-tokai.ac.jp/pub/gmt/windows/に接続。ディレクトリ「/pub/gmt/windows/」の以下の7つのファイルをダウンロードする。
GMT_exe.zip
GMT_share.zip
GMT_suppl.zip
GMT_suppl_exe.zip
GSHHS_coast.zip
GSHHS_full.zip
GSHHS_high.zip
ディレクトリ「/pub/gmt/windows/」からは以下の一つのファイルをダウンロードする。
netcdf.zip
GMT~とGSHHS~の7つのファイルを適当なフォルダに解凍する。圧縮ファイルは全てフォルダ付き(GMT\~)で圧縮されているはずなので、フォルダ付きのとおりに解凍し、そのフォルダGMTをC:\に移動させる。
netcdf.zip内のnetcdf.dllをc:\windows\system32に解凍する。
環境変数PATHにc:\gmt\binを追加する。
c:\gmt\share\confフォルダのgmt.confの先頭行の最初の文字を確認。USになっていたらSIにする。
GMTはコマンドプロンプトでしか動作させることができない。適当な作業フォルダを決めて、そのフォルダを作成する(例えばC:\shell)。
Cドライブ以外にインストールするときは、環境変数「GMT_SHAREDIR」に設定をしなければならない。例えばD:\GMTにインストールしたのであれば,「GMT_SHAREDIR」に「D:\GMT\SHARE」を設定する。
コマンドプロンプトを実行し、CDコマンドで作業フォルダに移動する。
> c:
> cd c:\shell
作業フォルダで以下のようにgmtsetプログラムを実行する。
> gmtset PAPER_MEDIA a4+
実行後に.gmtdefaults4が作られる。.gmtdefaults4 を開いて、MEASURE_UNITがCMであることを確認する。
試しに動かしてみる。
> pscoast -Ba5f5g0WSen -JM15 -R128/147/29/47 -Df -G120/30/20 -P > map.ps
map.psをプログラムで開いてみて、日本が表示されればインストール成功。