Test-Pathコマンドレットを使用することで、ファイルとディレクトリーの存在を確認することができる。ファイルとディレクトリーの違いの判定もできる。
ファイルかディレクトリー(フォルダー)の違いには-PathTypeパラメーターを使う。-PathTypeパラメーターにleafを付けるとファイルを、containerを付けるとディレクトリーを探す。-PathTypeパラメーターを付けなければファイルとディレクトリー両方を探す(値としてはany)。
なお、-PathTypeパラメーターは正しくはファイルとディレクトリの識別に使うオプションではないことに注意。正確には、リーフ(ファイルやレジストリエントリのように他の要素を含まないもの)とコンテナー(ディレクトリー(フォルダー)やレジストリキーなど他の要素を含むもの)の違いを判定するもの。
PS > Test-Path C:\Windows\explorer.exe
True
PS > Test-Path C:\Windows\explorer.exe -PathType leaf
True
PS > Test-Path C:\Windows\explorer.exe -PathType container
False
PS > Test-Path C:\Windows
True
PS > Test-Path C:\Windows -PathType leaf
False
PS > Test-Path C:\Windows -PathType container
True