TeXのフォントの設定でどのフォントを使うかによって表示されるフォントが選ばれてしまう。フォントをとりあえずよく見る太いものにしたいのであれば、ウィンドウズのMSゴシックやMS明朝を使うように指定すればよい。
フォントの設定をするファイルは以下のファイル。
cid-x.map
置いてある場所はインストールする環境によって様々だが、例えば以下のところにあることが多い。
C:\w32tex\share\texmf\fonts\map\dvipdfmx\base
このファイルをテキストエディターで開く。以下のようになっていたら、細いフォントが使われるようになっている。
rml H Ryumin-Light
gbm H GothicBBB-Medium
rmlv V Ryumin-Light
gbmv V GothicBBB-Medium
この4行の先頭に%文字を挿入してコメント行にして、以下の4行を加えること。そうすれば、太いフォントが使われるようになるはず。
rml H :0:msmincho.ttc
gbm H :0:msgothic.ttc
rmlv V :0:msmincho.ttc
gbmv V :0:msgothic.ttc