何らかのトラブルでごみ箱が無くなることがある。こうなると、メールを一切消すことができなくなる(Deleteキーを押してもメールが消えなくなる)。受信トレイ、下書き、送信済みトレイの下側にあったはずのごみ箱が無くなることがまれにある。これを修復する方法。
- 右上のハンバーガーメニュー(≡)をクリック。
- 「ヘルプ」の「>」→「トラブルシューティング情報」
- 「トラブルシューティング情報」タブが表示される。最初の「アプリケーション基本情報」の左側(背景青の項目名)が「プロファイルフォルダー」の項目の、「フォルダーを開く」ボタンをクリック。
- フォルダーが開かれる。このフォルダーは、Thunderbirdの各種設定やメールデータが納められたフォルダーである。このフォルダーにある「Mail」フォルダーをクリック。
- 問題が発生しているアカウントのフォルダー(通常はメールアドレス名がフォルダー名)をクリック。
- ファイルとフォルダーが10以上あるはずだが、通常はTrashとTrash.msfという2つのファイルは必ずあるはずだが、たぶん、どちらかかあるいは両方のファイルが無いはず。ここは確認をしただけ。
- Thunderbirdに戻り、左側のメニューの対象としているアカウント名のところで右クリック。「新しいフォルダー」をクリック。
- 「名前」にTrashと入力して、「フォルダーを作成」ボタンをクリック。
これで、ごみ箱が復活し(左側のメニューの最下部にあるはず)、メールを消せるようになる。上記のフォルダーには、TrashとTrash.msfという2つのファイルがあるはず(無ければ作られる)。