サクラエディタは、ファイルを開くときに拡張子を判別し、タイプ別設定で設定されているとおりの設定でファイルを開く。これを、一度開いた状態で、キー入力でタイプ別設定を切り替える方法。
マクロを新規で作成して、それをキーに割り当てることで実現することができる。例えば、HTML形式の設定で開いたが、ファイルを開き直すことなくテキスト形式の設定に切り替える方法。
テキスト形式の設定に切り替える専用のマクロを作成する。以下の1行を、ToTextMode.macとして、C:\Users\○○○\AppData\Roaming\sakura（○○○はアカウント名）に保存する。文字コードはシフトJIS、改行コードはCR+LFとする。
ChangeType(2 : Integer);
サクラエディタを開いて、メニュー「設定」→「共通設定」。「共通設定」ダイアログが開く。
マクロタブをクリック。表示が切り替わり、下の「File」からToTextMode.macを選び、「名前」は「テキストモードに切り替え」と入力。「Id」は使われていないものを選択して、「設定」ボタンをクリック。上の一覧で登録されたはず。「キー割り当て」タブをクリック。表示が切り替わり、右側からその切り替えを割り当てたいキー入力を選び、左側は、「種別」から「外部マクロ」を選択すると「機能」に登録した外部マクロ「テキストモードに切り替え」が表示されるので、それをクリックしたら、中央株の「割当」ボタンをクリック。最後に、ダイアログ中央下部の「OK」ボタンをクリック。これで当該マクロがキーに割り当てられる。
「ChangeType(○ : Integer);」の○は、「タイプ別設定一覧」ダイアログを表示させた際に表示されるタイプの上から順番の連番で、「2」は以下のとおりに「テキスト」を示す。「3」であれば「C/C++」、「4」であれば「HTML」になる。
