2013より古いバージョンのWordで作成された文書をWord 2013 で開くと、互換モードが有効になり、文書ウィンドウのタイトル バーに「互換モード」と表示される。
互換モードでは、以前のバージョンのWordでも後から同じ文書を編集できるように、文書の操作中にWord 2013の新機能や拡張機能を使用できない。なお、互換モードでは、文書のレイアウトは保持される。
なお、Word 2013で文書ファイルを開くと、以下の4つのいずれかの状態で開かれる。
- Word 2013
- Word 2010 互換
- Word 2007 互換
- Word 97-2003 互換
文書ファイルがどの状態で開かれているかを調べるには、ウィンドウのタイトルバーを確認する。ファイル名の横に「[互換モード]」と表示されている場合、その文書はWord 2007、Word 2010、またはWord 97-2003のいずれかの状態で開かれている。どの状態で開かれているかを確認するには、次の操作を行う。
- リボンのタブ「ファイル」をクリック。
- 左側のメニューの「情報」をクリック。
- 右側の「問題のチェック」ボタンをクリックして、現れたメニューの「互換性チェック」をクリック。
- ダイアログが開かれる。ボタン「表示するバージョンを選択」をクリック。メニューが表示される。そこで左側にチェックが付いてるものが、開かれている状態。
なお、ウィンドウのタイトルバーに「[互換モード]」と表示されない場合は、Word 2013状態で文書ファイルは開かれており、すべての機能を使用できる状態となっている。