テキストファイルをレイアウト等そのままに簡単にHTMLファイルに変換したい
メモ帳などテキストエディターで書いた文書やワードで編集中の文章を、そのままHTML形式のファイルにしたいときがある。
こんな時にVisual Web Developer 2010 Expressを使用すると、コピーした元の文章をデザインモードで貼り付けると、改行が無視されて元文章すべてが1行にされてしまったり、文章のフォント情報などが反映されてしまうことがある。また、ソースモードではテキストをそのまま貼り付けても、HTMLの文法そのままにテキストの改行が無視されてしまい、全てが1行にされてしまい、不便。
このような場合、BlueGriffonを使えば簡単にできる。
テキストファイルであれば、ファイルをテキストエディターで、必要な文章をコピーし、BlueGriffonのプレビューモードで「編集」→「貼り付け」を行う。
ワードの文章であれば、ワード上で必要な文章をコピーし、BlueGriffonのプレビューモードで「編集」→「Paste without Formatting」を行う。
貼られた文章は、内部処理でpタグを使用せずにbrタグだけを使用した書式で貼り付けられるために、テキストファイルの表示イメージそのままのHTMLファイルを作成することができる。もちろん、たいていのテキストエディターが等幅フォントである一方で、ホームページではプロポーショナルフォントが標準的に使用されることから、このあたりは別途調整が必要。